VERVEでは多様なバックグラウンドを持ったスタッフが多く活躍しています。今回は、広島で営業職として活躍した後、バリスタを志して関東に戻り、VERVEに入社されたYusukeさんにお話を伺いました。Yusukeさんは、ステップアップ制度を経て正社員となられた現在、北鎌倉でロースタリーチームに所属しながら、バリスタとして店舗でも勤務されています。
PROFILE
- 入社年月:2023年9月入社
- ポジション:社員(ロースタリー所属)
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Q. まずは簡単に自己紹介からお願い致します。
Yusukeです。2023年の9月に入社して、今年の5月から社員になりました。幼い頃から父の転勤で、全国各地に移り住んで、現在はVERVEの焙煎所にも近い北鎌倉に住んでいます。
Q. 入社前のご経験・経歴について教えてください。
大学卒業後、医療関連メーカーの営業職として働いていました。元々はCA志望だったのですが、就活中にコロナが始まってしまって断念しました。 昔から人と接することが好きだったので、営業職なら自分のパーソナリティも絶対活かせるだろうと思ってチャレンジして、広島で社会人生活を送っていました。
Q. 異業種で営業を経験後、バリスタを志した理由は?
元々ドライブやキャンプなどアウトドアな趣味が多かったので、逆にインドアでも楽しめる趣味で、知ったら面白いかなと興味を持ったのがコーヒーでした。コーヒー屋さんを巡るうちに浅煎りと深煎りの味の違いに驚いたり、自分で道具を揃えるうちに、もっと深く勉強したいなと思うようになりました。休日は関西にあるコーヒーアカデミーで講座を受けたり、気づいたらコーヒーにまっしぐらになっていたんですよね。
そんな時、上司から仕事に集中できていないと怒られて。70歳近い人生の恩師のような大先輩だったんですが、あまりに熱量が高かったのか「そこまでだったらチャレンジすればいいやん」と言ってくれて、これはやるしかないかなと思ったのがきっかけです。
Q. 数あるコーヒーブランドの中でもなぜVERVEへ?
実家がVERVEの焙煎所併設のカフェに近く、馴染みがあったというのもありますが、いろんな層の人に愛されて、動物もウェルカムで誰にでも垣根なくフレンドリーな雰囲気がすごく好きだなと思っていて、真っ先に思い浮かんだのがVERVEでした。ただ、思い切った挑戦になるので「ここだ!」という確信がもっと必要だと思い、他にもいろんなお店に足を運びました。
前職時代、年上の先輩方が多かった中で、年の近い同期と毎週互いをフィードバックし合って切磋琢磨できたのがとてもよかったと感じていて。次も覚悟を決めていくからには自分に甘えず、同年代のメンバーと刺激し合いながら切磋琢磨できる環境がいいなと思っていました。VERVEは全店舗回ってみたのですが、同年代の方も多そうと感じて、みんな明るく接客してくれたのも印象的で、自分を成長させられる環境がありそうだな、と改めて思ったのが決め手になりました。
Q. 実際に入社してみてどうでしたか?
将来独立したいと考えているので、コーヒーやサービスについて知識・経験・スキルが学べる環境が整っているなと感じています。基礎的な力をつけながら、自分の興味・関心・熱量次第でいろんなことを学んでいける。一緒に働くメンバーも本当にいろんな人がいて、一人一人から学ぶことが多くて、改めておもしろいな、いい環境だなと思っています。
Q. これまでのご経験をVERVEで活かせているところがあれば聞かせてください。
営業時代、「物事には全て理由がある」と教わりました。自社の商品理解を深めたうえで、関係する様々な要素を整理してお客様とのコミュニケーションすることや納得してもらう力が必要で、全てにおいて常に緻密な理由が求められていて。バリスタとしてもこの考え方や経験が大いに活きていると思います。
コーヒーも抽出までの工程一つ一つに理由があるし、道具の選び方や使い方にもそれぞれの意味がある。すごいなと思うバリスタの方ほど、基礎を捉えた上で、自分なりの流儀みたいなものをしっかり持っているなと感じました。自分も未経験から技術やサービスを磨いているので、この考え方が染み付いていたことで、知識や経験をより深めていくきっかけとなっているなと感じます。
Q. アルバイトのステップアップ制度、社員パス等の機会についてどのように捉えていらっしゃいましたか。また、挑戦されてどのように感じましたか。
ステップアップ制度は、未経験から入社した自分には特に良いシステムだったなと思います。バリスタハッスル(※)を受講する機会があるのもいいなと思います。なかなか自分で探し集めるのは難しいような深い内容が詰まっているので、有料で提供されているカリキュラムがトレーニングの一環として学習できるのもすごいなと思いました。
社員パスについては、入社時から挑戦しようと思っていました。将来独立したいと考えると、コーヒーやサービスのスキルだけではなく、予算やお店の運営管理についても学ぶ必要があると思っていたので、経験・未経験問わずそういったポジションに挑戦する機会が設けられているのもありがたいと思いました。未経験の自分はとにかく熱量で勝負だ!と思ったので、一生懸命取り組んだことを評価してもらえて社員になれたのも嬉しかったですし、さらにこの経験を未来のステップに活かしたいと考えています。
※世界チャンピオンが監修する、オンラインのバリスタトレーニングプログラム。VERVEではステップアップのカリキュラム内に受講の機会を設けています。
Q. 焙煎チームにも所属されているとのことですが、どのような経緯でJoinされたのでしょうか。また、実際に所属してみてどのように感じていますか。
入社してより感じたのは、VERVEの理念にもあるようにコーヒーがお店で一杯として提供されるまでに、裏側ではとてつもなく緻密な工程をたくさん経ているということ。バリスタとしてだけではなく、焙煎の段階から携わることでお客様に提供できることの幅も広げられるなと思っていました。ちょうどそんな時に焙煎チームの社内公募があり、チャレンジしてみようと熱意をぶつけてJoinしました。
実際にJoinしてみて、生豆を運んだり、測ったり、シーリング・パッキングをしたり、衛生面でも常に気を張っていますし、本当に地味で緻密な作業も多いので体力も精神力も使いますが、コーヒー豆を送り出す全ての工程に携わるので、よりコーヒーのクオリティに対する責任感が増しました。
Q. 焙煎のお仕事だけでなく、店舗でのカフェ勤務もあると思いますが、そのバランスはいかがですか?
週2日は焙煎所、他日はバリスタとして店舗で勤務しています。いろんな業務を並行するので、大変なことももちろんありますが、それぞれのインプット・アウトプットともに相乗効果があっていいなと思っています。業務領域が広がったことで全体感がわかって視野も広がったなと。お客様からコーヒー豆に関する質問がきた時にも、より興味を持ってもらえるような会話ができるようになりました。
VERVEの焙煎チームは全員がバリスタとして店舗にも立っているので、それぞれが店舗で同じような知識、熱量をチームに共有することで、接客・サービスの面でもチーム全体に良い影響を与えていけたらいいなと思います。
Q. VERVEでの目標と人生の目標、それぞれ現在はどのように考えていらっしゃいますか?
VERVEでは大きく2つ目標があって、1つは自分自身がもっとレベルアップして大会に出て優勝したいと思っています。得られることはきっとたくさんあると思いますが、日頃から自分たちのコーヒーと徹底的に向き合っているので、外の世界を肌で感じて一度客観視することで、自分とも自分達のコーヒーともより深く向き合っていけたらいいなと思っています。また、チームにもいい影響を与えられたら嬉しいですね。
もう1つは人材育成でも貢献したいです。入社してみて、自分と同じように別業界から未経験で入社するメンバーが意外にすごく多くて。未経験でも熱意さえあればたくさんの経験ができるなと実感してきたので、そんなメンバー達の期待値を超えられるよう、また、挑戦に背中を押してあげられるような存在になりたいです。
人生の目標でいうと、ちょっと抽象的かもしれないですけど、どんな環境でも目の前の人に”癒しと情熱”を与えられる人になりたいです。これはVERVEでも、いつか独立してお店を出したとしてもです。
-「癒しと情熱」、ですか?
たとえば一杯のコーヒーで「すごく癒されたな、頑張ろう」って思ってくれたり、自分の姿をみて「コーヒー業界って凄くいいな」って燃えてくれるでも良いし、とにかく自分が情熱を持ってしっかり向き合ってきたものを通して、誰かをそんな気持ちにできたら嬉しいなといつも思っています。もちろんコーヒーでなくても、VERVEが持つサービスと空間でそんな風に思ってくださる方がいればこの上なく嬉しいです。
素敵ですね。
Q. 最後に応募を検討している方へメッセージを一言お願い致します。
VERVEには未経験の自分でも全く問題なく飛び込めるような素敵な仲間、環境が揃っていると思います。是非気負わず、熱い気持ちでそのまま応募してください!お待ちしております!!
質問は以上です。ありがとうございました!