BANKO TARATU

バンコ タラトゥ

ネクタリンとプラムの甘酸っぱいフレーバーが際立ち、口いっぱいに広がる。スムースで透き通るような質感のボディが、洗練された味わいをより一層引き立てる。後味には、かすかなハニーの香りが感じられ、その余韻もまた美しい。

賞味期限：焙煎日より60日

※【豆のまま】もしくは【フィルタードリップ／フレンチプレス／エスプレッソ】で挽き具合がお選びいただけます。
※袋詰めの工程上、豆のまま以外をご選択の場合、発送までに最長で〜7日ほどお時間をいただく場合がございます。

プロデューサー
VARIOUS

農園
VARIOUS

生産国
ETHIOPIA

地域
YIRGACHEFFE

プロセス
WASHED

品種
74112 AND ETHIOPIA LANDRACE

標高
1950-2300 METERS

フレーバー
NECTARINE, PLUM, HONEY

ゲデブ・バンコ・タラトゥは、世界で最も複雑で標高の高い場所で栽培されたコーヒーを生産しています。エチオピア南部のイルガチェフェ・ゲデブ地区に位置するこのコーヒーは、標高2300mに達する区画で他のどのコーヒーよりも多く栽培されている。この高地では、年間降雨量が1,200～1,599mmと豊富で、年間を通じて気温が低いため、コーヒー・チェリーの種子の成熟が遅い。
バンコ・タラトゥでは、コーヒーは家族の家の近くで、自生の大木の下のポリカルチャー・ガーデンで栽培されている。コーヒーの隣には 「バナナ 」が植えられているのが一般的で、このバナナは家族に新たなキャッシュフローと栄養源を提供している。 バナナのサイクルは早いが、コーヒーはコミュニティの文化的・経済的中心的存在である。伝統を受け継ぎ、コーヒー界で最も人気があり有名な産地のひとつであることを誇りにしているコーヒー・ファミリーがたくさんいる。
彼らはコーヒーの木を尊重し、優しく剪定し、自然の肥料を与えるだけである。これは文化的な理由もあるが、輸入された原料を田舎の道路まで運ぶには高いコストと労力が必要なためだ。
手摘みされたコーヒー・チェリーは、300以上の家族経営の農地から加工場に運ばれる。到着後、コーヒーは果肉除去され、新鮮な湧き水に24～48時間浸され、パーチメントに付着したミューシレージが取り除かれる。その後、パーチメントは複数のコンクリート製水路で洗浄され、数日間陰干しされる。含水率が30%まで下がると、パーチメントは天日干し用のベッドに移される。含水率が11％になるまで、頻繁に切り返しをしながら2週間乾燥させ、そこから袋詰めして首都アディスアベバに運び、ドライミルプロセスと輸出の次の段階に進む。
こうした作業の結果、このエチオピア産のコーヒーは、複雑な風味の見事な組み合わせとなり、世界中で高く評価されている。